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日本語の習得は日本で働く場合必須の条件となります。一方で今すぐにでも渡航し、働きたいと思っている人材にとってそのリスクは早く安く習得する事で軽減されます。
その為JICAOでは、受け入れる事業者様にも一定の負担をお願いし、雇用したい人材候補との交流により、面接上のリスク軽減をお願いしております。 |
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■日本語能力はどの程度求められ、どの程度実現可能? |
介護の現場において必要とされる日本語能力は日本語能力検定N3級、プラス会話能力と筆記力であることが求められます。しかし入国管理庁の定める能力は日本語能力検定N4級であり、会話力や筆記力は求められません。
つまり、一般に外国人介護職を招聘しようとした場合後者が面接候補として用意される訳です。
JICAOでは即戦力とまでは行きませんが、来日後の現場就労取得に必要な会話力と筆記力のある人材を育成しています。 |
■国毎にばらつきのある介護教育。 |
介護職として来日する外国人は要件として介護教育を受けている事になりますが、その中身は欧米の介護(住み込みの介護)が基本で、日本の介護文化に特化している教育はまだ十分とは言えませし、その内容について十分に日本語介護現場にそぐうものとはなっていません。そこでJICAOでは受け入れる介護施設様でも理解できる「初任者研修」のプログラムを実行し、送り出しを行います。
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■人材の育成にはどの位時間が必要? |
日本語の習得は基本的に初心者から就労ビザや技能実習生の要件とされる日本語能力検定試験N4級までは、約4〜6ヶ月、そしてN3級+初任者研修までを約4〜6ヶ月の時間を掛けていきます。勿論人材の中には過去技能実習生などで在日経験がある者もいますから、もっと早く終わる事もあります。
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■人材の育成期間から携わって頂く事をお願いしています。 |
受け入れる事業者様が雇用する人材に何を求めるかにもよりますが、JICAOでは最初に求める人材の資質や個性、そして将来像(国家試験に合格し家族と共に在留就労したいなど)などが分かれば、そういった人材の候補を募り受け入れ事業者様と一緒に人材育成をしてまいりたいと思います。人材側もやはり人材を日本で過ごすうえでの将来像が描ければ受け入れられる施設への思いも深まり、長期就労の礎となっていく事でしょう。
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■受け入れ施設の負担は? |
人材の育成費用を全額受け入れ施設が負担するケースがありますが、これは本人の責任意識が希薄となる為良い事とは言い難いと考えます。一方育成費用を来日後に天引きするという考えがありますが、契約上二国間に渡る為必ず有効となるとは言えず、この方法を禁止している国もあります。
JICAOでは募集人員に応じて一定額の奨学金としてお願いし、そのかわり人材紹介料や募集手数料は一切頂きません。 |